キモノレンタルとオムスビのお店 WA・KKAがお届けする京都・桜の名所 着物散策ガイドVol.1「醍醐寺(だいごじ)」です。
醍醐寺は、真言宗醍醐派の総本山であり、世界文化遺産にも登録されている歴史ある寺院です。その歴史は古く、平安時代の874年に聖宝理源大師(しょうぼうりげんだいし)によって開創されました。 醍醐寺が桜の名所として知られるようになったのは、平安時代から「花の醍醐」と呼ばれるほど桜の名所であったことや、豊臣秀吉が晩年、贅を尽くした「醍醐の花見」を行ったことによります。 現在では、「日本さくら名所100選」にも選ばれており、約700本の桜が咲き誇る、京都を代表する桜の名所となりました。
おすすめ! 着物で撮影はここ
醍醐寺を着物で散策するなら、映え写真をぜひ撮ってください。桜の花を背景に撮影するおすすめのスポットをご紹介します。
五重塔と桜
醍醐寺のシンボルである五重塔と桜の組み合わせは、まさに絶景です。塔の重厚感と桜の美しさが調和し、歴史を感じさせる写真が撮れます。上手に五重塔が背景に入る構図にしましょう。
霊宝館前参道
霊宝館前(れいほうかん)へ続く参道は、両側に桜並木が続き、桜のトンネルが春には現れます。桜に包まれたような写真が撮れる、人気の撮影スポットです。
三宝院庭園
三宝院庭園(さんぼういんていえん)は、 豊臣秀吉が「醍醐の花見」の際に自ら基本設計した庭園です。国の特別史跡・特別名勝に指定されています。美しい庭園を背景に、着物姿で佇む姿は、まるで絵画のようです。庭園の景観と着物の色柄を調和させ、美しい写真を撮りましょう。
醍醐深雪桜
醍醐深雪桜(だいごみゆきざくら)は、霊宝館中庭にある樹齢100年以上の大きなシダレザクラで、京都市内でも有数の巨木です。 その美しい姿は、訪れる人々を魅了し、写真撮影スポットとしても人気があります。 醍醐寺には、他にも「太閤しだれ桜」や「薬師大しだれ」など、見事なシダレザクラがあります。
醍醐寺について
醍醐寺は、醍醐山全体を寺域とする広大な寺院です。正式名称は「神護寺(じんごじ)」。創建以来、皇室や貴族の崇敬を受け、多くの文化財が伝えられてきました。ご紹介した、五重塔は国宝、三宝院は重要文化財と、数多くの歴史的建造物があります。
アクセス情報
- 所在地:京都市伏見区醍醐東油縄手町1
- 交通手段:京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩約15分、または京都市バス「醍醐寺」下車すぐ
- 駐車場:あり
- 公式サイト: https://www.daigoji.or.jp/
醍醐寺へは、京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩約15分、または京都市バス「醍醐寺」下車すぐです。
醍醐寺の桜の見頃
醍醐寺の桜の見頃は、例年3月下旬から4月上旬頃です。この時期には、ソメイヨシノや枝垂れ桜など、様々な種類の桜が咲き誇り、境内全体が華やかな雰囲気に包まれます。 ぜひ、着物で醍醐寺の歴史と桜を楽しんで、素敵な写真を撮ってください。
Photo:京都の桜写真