キモノレンタルとオムスビのお店 WA・KKAがお届けする京都・桜の名所 着物散策ガイドも、Vol.7になりました。今回は「原谷苑(はらだにえん)」です。
原谷苑は、京都市北区にある桜の名所で、歴史は浅く、戦後に造園された庭園です。もともと、北山杉などの木材を取り扱う村岩農園の所有地でしたが、創業者である村岩辰吾氏が、桜の名所として一般公開をはじめました。
原谷苑の魅力は、約4000坪という広大な敷地に、ソメイヨシノや枝垂桜など、多種多様な桜が咲き誇る景色です。
おすすめ! 着物で撮影はここ
多種多様な桜
原谷苑には、ソメイヨシノやヤマザクラ、オオシマザクラ、楊貴妃の名前がついた八重桜など、多種多様の桜が咲いています。
散策しながら、個性豊かな桜を背景に撮影してください。
広大な桜の園
原谷苑の魅力は、その広さと埋め尽くすほどの桜です。遠く続く桜を背景に、奥行きのある一枚を撮影してください。
紅枝垂桜
「紅しだれの原谷苑」と呼ばれるほど、京都最大の紅枝垂桜(べにしだれざくら)が密集しています。
紅枝垂桜に寄り添ったり、背景に収めるなど、様々な角度から撮影してはいかがでしょうか。
原谷苑について
原谷苑は、戦後に造園され、創業者の村岩辰吾氏が、長年にわたり丹精込めて育ててきた桜を、一般公開することを決めたことにより、桜の名所として知られるようになりました。
苑内には、桜のほか、ツツジやシャクナゲなどの花も咲き、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。
ご注意
原谷苑は、景観と桜の育成を大切にしているため、舗装されていません。大きな段差や急な坂道がありますので、散策には充分、気を付けましょう。
また、全ての飲食物のお持ち込み、撮影に使用する三脚・一脚、敷物などの使用、ペットを連れての入場も禁止されています。
入苑料
- 大人1,500円小人500円(2024年度実績)
※桜の開花状況により異なります。
アクセス情報
- 所在地:京都市北区大北山原谷乾町36
- 交通手段:地下鉄北大路駅、または、衣笠立命館大学前駅バス停から、京都市バスのM1系統に乗車し、原谷農協前、または原谷終点で下車後、徒歩2分です。
- 公式サイト: http://www.haradanien.com/index.html
市バスM1は原谷地元住民の皆さんの生活移動手段となっているため、お花見シーズンに大変混雑し、ご迷惑をおかけしています。出来る限り賃走タクシーのご利用を推奨します。
原谷苑の桜の見頃
原谷苑の桜の見頃は、例年4月上旬から下旬頃です。様々な種類の桜が順番に咲き始め、長い期間桜を楽しむことができます。
原谷苑の散策には、WA・KKAのスニーカー感覚で歩ける草履[TEKU TEKU]がおすすめです。それでも、段差や坂では、充分、注意して、満開の桜を楽しんでください。
Photo:京都の桜写真